2009.8.26. 
 ネットで色々とニュースを見ていたら、
 ロサンゼルス市警といえばロス疑惑だよね、という書き込みを何件か見かけた。
(何となくロス市警は信用できないねというニュアンスを感じたが、実際は逆だった)

 気まぐれに「ロス疑惑」について調べてみた。

朝日クロニクル 週刊20世紀 043 1984年 グリコ・森永 ロス疑惑

 明らかに物騒な匂いが醸し出されていたので、今まで「ロス疑惑」に関する情報を一切持たずに生きてきました。
 三浦知良さん以外の「ミウラカズヨシさん」がいるってのは何となく知ってたんですけど。


 三浦和義は、保険金殺人としてロサンゼルスで妻を殺した疑いがある日本人だが、日本では無罪になった。
 だがアメリカには時効がないので2008年に逮捕され、独房で自殺した。


 この自殺に関して、陰謀で暗殺されたとかいう憶測があったりするらしい。
「捕まえたはいいけど上手く裁判が進められなそう」みたいな理由で、ロス市警とか司法関係者が殺したとかいう、推測。

 その噂の根拠はこんな感じ。
 自殺の恐れがある容疑者たちは、市警本部の留置場ではなくて、常時監視が可能な別の施設に移される。
 三浦さんは自殺の恐れがある要注意人物とはみなされず、通常の独房に収容されていました。これがそもそも変だという指摘があるそうです。

 日米関係にも、司法問題で影響がでるかもしれない上に、世界的に注目されている三浦容疑者を、監視しないはずがないだろうと。

 アメリカは監視カメラやIT設備など、物理的な監視態勢が進んでいる。
 そこに特化した拘置所・刑務所ビジネスがある。
 人的対応がメインの日本とは違って、機械で管理しようというのが、アメリカなんですね。



 三浦和義を捕まえることにひときわエネルギッシュだった、ジャクソン捜査官というのがいた。
(いわゆるトムスネドンの位置に、ジャクソン捜査官がいるって感じですかね…複雑ですね)
 被害者にとっては、唯一の正義の人。

 ジャクソン捜査官は、被害者(三浦和義の妻)の人生が短すぎたと、とにかくコメント。
 そして「証拠は沢山あった」とも語っていたらしい。
「共謀罪が認められれば25年間は牢獄に入るはずだった」とか。

 2004年にカリフォルニアの刑法が変わり、
「一事不再理」保護法は、海外での裁判には無効になった=殺人罪が無効になる

 いったん「殺人罪」が無効になったのは、
 三浦容疑者が日本の裁判ですでに無罪とされていたから、
 同一犯罪で被告を再度裁判にかけることを禁じる「一事不再理」という刑法の原則が適用されたから。

「殺人罪」が無効なら、死刑になることもない。
三浦容疑者も、サイパンからロスに移送されることに同意した。


でも、ロス市警はずっとうわてで、
2004年に州刑法が変わって海外での裁判は除外することになったから、「殺人罪」を再度適用させるつもりだった。共謀罪が認められれば、最低でも25年は刑務所だと。


 なんか強そう。ロス市警、強そう。
 ジャクソン捜査官は日本まで来て、被害者の遺族に会ったり、お墓参りをしていたらしい。

 どの視点で見たらいいか分からないし、色んな視点で見ることができる。
 三浦和義も怖いし、ロス市警やジャクソン捜査官も怖い。マスコミも怖いし、日本もアメリカも怖い。
 遺族の立場に立つと、どいつもこいつもしっかりしろよと怒りも感じる。

 こんなにロス市警が目を真っ赤にして追っている三浦和義が、日本では無罪になってしまったことが不思議。
 三浦和義の演技的なドラマティックな言動に負けたのかと思ったのですが、実際はそうではなさそう。

 はじめは無期懲役にしようとしていたのに、証拠不十分。
 証拠のために状況を突き詰めていった結果、無期懲役にするために頑張ったのに、結果は逆転無罪になってしまったみたい。
 そういう「努力したのと逆方向に転んでしまった」という脱力感みたいなものを、読んでいて味わった。

 一つの事件を色んなサイドから見ることと、誰の立場に立つかによって色んな風に取れて、誰もがうさんくさく見える。難しい。
 そんな当然のことを改めて知った。


 遺族に言わせると、
 三浦は少年時代にあらゆる犯罪を犯して、日本の警察の有能さを知っていたので、犯罪場所をロスに移したとか。
 しんで一件落着させないでよと、遺族は、三浦容疑者に対しても社会に対してもかなり怒っている様子。
 遺族にとっては、ロス市警が誰より良い人。
 日本の裁判は、被害者の人権よりも犯罪者の人権を守っている。と、遺族は怒っている。

 一番理不尽で嫌なのは、容疑者が自殺することかもしれない。
 
遺族、何んにも満たされない。解決できていない。ただ苛々する。
 何の責任も取らず、謝罪もせず、ただただ逃げるだけ。
 あの医者だって逃げまくってた。
 自殺だけはしないようにしっかり監視してほしい。

 解決されていない事件は、結局誰が被害者で、誰が加害者であるか、本当に判断つかない。
 三浦は殺しをやってないかもしれないし、じゃあ死んだ妻はってことになる。
 人が亡くなったことだけは事実。
 何が真実かわからない状態でずっと頑張ってきた遺族が、本当に辛かったというのは確かだ。

 例の事件は絶対に迷宮入りにだけはなってほしくない。
 せめて状況が、六月二十五日だけのことじゃなくてもっと長い目で、真実が知れたらいいのにと思う。

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 読んでいるうちに、なんと言うか、三浦和義さんという人間に、よくも悪くもすごく興味が沸いてしまうのはわかる。
 犯罪やる人は、だいたい変人。
 人間を追う、謎を追うっていうのは、理解できないものを追うってこと。

 ていうか、きっとみんなもすごい興味沸いたから、報道も過激になったんじゃないかと思います。

 三浦容疑者の自宅にマスコミが不法侵入するほどだったらしい。
 今では想像もできないほど過激なマスコミっぷりで、なんと捜査がマスコミに影響されていたほどだとか。。
 容疑者(加害者候補)でもあり、マスコミの被害者(もしくは利用者)でもあったわけで、結果的にはそこに守られたということか。
 ちょっとその時代を見てみたかった気もする(わたし産まれてない)。

 涙も出てないのに涙声でしゃべったりする演技的な人だったらしく、なんかイタくて嘘っぽい感じだったらしい。
 そういう人って、いらっとするけど気になりますよね。これはいじめとかに発展する心理だと思うんですけど。

 
 今まで「なんでテレビって手錠にモザイク入れるんだろう」と思っていたのですが、それも全部三浦和義さんが変えたことなんだと、初めて知りました。
 容疑者の人権を守るために、頭から衣類をかけて隠してあげたりするのも、三浦さんが裁判したことがきっかけになっている。

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 正直すごいですね。この、社会を変えるエネルギー。
 逆にその力が働けばよかったのに。被害者を守る方向に。死人に口なし、だから変わらない。

 500件裁判を起こすって、尋常じゃないです。この容疑者。

 現在の司法が「被害者<加害者」なのは、彼のせいでは?? ものすごい悪者では?


 三浦和義さんが逮捕されたときに腰縄に手錠つけているところをマスコミが写真撮影する時間を、警察側が設けたらしい。
 その時点では彼はまだ「容疑者」であり、「殺人者」と確定していない。
 でもその姿が報道されたら誰もが「犯人」確定だと思うし、見せ物みたいな感じ。



 流石に「容疑者」には人権はあるし、これはやりすぎだなと読んでいてわたしも感じました。
 自分が冤罪かけられてそんな目に遭わされたらたまらない。

 自分が被害者だったら、という視点からも、真犯人を追ってほしい。
「容疑者」にすぎない人間が確定ムードに追い込まれるのは、被害者や遺族としても、解決から遠のいてしまうからよくない。

 日本人みんなでこんな寄ってたかったのかと思うと、ちょっと怖い。

 20年も警察に縛られてやっと自由になった後、
 コンビニで万引きして捕まったり、逆にそのコンビニを訴えたり、意味わかんない。。
「法律は俺のもの」と、法律の抜け道について、全部わかってしまったんだろう。逮捕歴を利用している。

 自分で放火して、燃えてる家の中の人を救いに行くタイプの放火だったらしい。
 極度の目立ちたがり屋だという分析をしている人もいる。

 実際に保険金殺人やったかどうかはともかく、世間に「怪しい」と思われたキッカケは、その目立ちたがりのせいだとか。
 わからなくない感覚だけど、その気質が変に発展するとこんな危険な方向にいっちゃうことがあるんだな。

 三浦容疑者、mixiもやってたらしい。
 こういうわけわかんない人って、結構身近にいるのかもしれないな。
 目立ちたがりも犯罪も、全部「さみしい」から来るようなところがあるって気がする。
 孤独に勝てる人間じゃないと。単なる弱虫の加害者になる。   あと今回こういう放火に強いバイクカバーっていうの見つけたけど、バイクって放火されるのかぁ。  たしかに駐車場は放火多いって聞きますね。マンションとか。大事な愛車が巻き込まれたら、たしかにつらい。

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